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仙台駅

2018.6.26

【仙台市青葉区】地元で有名な油揚げを食べに定義さんに行こう!

定義如来西方寺

仙台中心部から、山形方面へ車で60分。県境近くの山の中に、毎年約100万人が訪れる人気の観光スポット「定義さん」があります。

定義如来 西方寺から続く門前町周辺の全長500mほどの参道は、平日でも多くの観光客で賑わっていて、最近ではこの地の名物「三角あぶらあげ」を求めて、県内外から多くの方が訪れています。

今回は、「定義さん」から「定義如来 西方寺」の見どころと、人気の「三角あぶらあげ」をご紹介します。

「定義さん」の名前の由来と正しい呼び方

この地域の名前の由来ともなっている「定義」は、この西方寺に祀られている阿弥陀如来の宝軸を守り続けた、平貞能(たいらのさだよし)公の名前が関係しています。

平安時代末期の「壇ノ浦の戦い」の後、この地に平貞能公が隠れ住み、名前を「定義(さだよし)」と改めます。この名前が「定義(じょうぎ)」の呼び名の由来となりました。

この「定義(じょうぎ)」の阿弥陀如来は、地元の方々から親しみを込めて、「定義さん」と呼ばれていたのですが、山の中にあったからでしょうか、「定義山(じょうぎさん)」と呼ぶ方も出てきました。

さらに、仙台弁のなまりから「じょうぎさん」が「じょうげさん」へと変わり、宮城県内では「じょうぎさん」と「じょうげさん」2つの呼び方が存在しています。

定義如来 西方寺の見どころ

縁結びのご利益で話題! 天皇塚 連理のケヤキ

天皇塚

定義さんの中で「縁結び」で話題となったのが、天皇塚です。

800年ほど前に、安徳天皇の遺品とともに2本のケヤキの木が植えられましたが、その2本のケヤキがいつしか1本の木となり、連理のケヤキと呼ばれ縁結びの御神木として、多くの若い人たちが参拝に訪れるようになりました。今では連理のケヤキの子供や孫の木が周りに育ってきています。

天皇塚は御廟貞能堂の裏手にあり、急な石段や木の根などが出ているので、お参りの際には足元に気を付けて参拝してください。

子供たちをやさしく見守る 子育観音

子育観音

西方寺の本堂前にある「子育観音」。

昭和58年に奉納され、子供たちの健やかな成長を温かく見守ってくださる観音様です。

子宝祈願や安産祈願、健康祈願のご祈祷に訪れる方も多く、取材に伺った日も多くの方がご祈祷に訪れていました。

細かな彫刻が美しい 山門 

山門

門前町と呼ばれる参道の奥に見えるのが、昭和7年に建てられた大きな山門です。

三猿や唐獅子、十二支、天女などのきめ細かい彫刻が山門を囲むように施されていて迫力があります。

山門 彫刻

山門の入り口の右手には阿形、左手には吽形の金剛力士が立っていて、こちらもとても迫力があります。

金剛力士 阿形

金剛力士 吽形

山門を抜けると、貞能堂(旧本堂)が見えてきます。

平貞能公のお墓を守る 貞能堂(旧本堂)

貞能堂(旧本堂)

この地で阿弥陀如来様を守り続けた貞能公の遺言通り、貞能公のお墓の上に建てられた御廟。

この御廟を守るための鞘堂が、昭和二年に建てられ本堂として利用されていましたが、本堂を新設したため現在は「貞能堂」と呼ばれ親しまれています。お堂の入口には唐獅子、お堂の内部には風神、雷神など山門と同じ彫師による彫刻が施されています。

6年の歳月を費やし完成した 西方寺本堂

西方寺 本堂

先に紹介した、子育観音の後ろにある西方寺の本堂は20世紀最大の青森ヒバによる木造建築と呼ばれており、その大きさは圧巻です。

大天蓋

幅6mの八角形大天蓋の下には二十五菩薩様が配置され、まるで参拝者を迎え入れ見守っているようでした。

平氏 家紋 揚羽蝶

本堂入り口などに施されている家紋は「揚羽蝶」で、平貞能公由来の平氏の寺紋が用いられています。

絵馬

本堂脇には多くの絵馬が奉納されており、安産祈願や子宝祈願のほかにも、合格祈願なども多くみられました。

人類の平和を祈るシンボル 五重塔

西方寺 五重塔

本堂の東側にある林道を抜けると、大きな五重塔が見えてきます。

この五重塔は平貞能公への感謝とご供養のほかにも、未来永劫に人類の平和を祈るシンボルとして昭和61年に建てられました。3月から11月の毎月7日が、五重塔祭典日になっていて五重塔の中に入ることはできませんが、御開帳された御本尊である阿弥陀如来を見ることができます。

名物の「三角あぶらあげ」はこちら! 定義とうふ店

定義とうふ店

「定義さん」に来たら、ぜひ立ち寄ってほしいのが「定義とうふ店」。

昔ながらの作り方で、一枚一枚手揚げされる「三角あぶらあげ」は、ぜひお店で揚げたてのアツアツを食べてください。テーブルに置かれた醤油と七味ニンニクの相性が抜群です。手のひらほどの大きさで厚みもありますが、そのおいしさにあっという間に食べられます。

三角あぶらあげ

三角定義あぶらあげ 130円(1枚)

明治23年創業の定義豆腐店は、もともとお寺へ精進料理用に豆腐や三角あぶらあげを作っていました。しかし、そのおいしさから多くの人が訪れるようになり、今では定義さんの名物としてあぶらあげを食べにだけ来る人もいるほどの人気を誇っています。

お土産用もありますが、ぜひ店頭でその味を味わってください。

名称 定義とうふ店
住所 宮城県仙台市青葉区大倉字下道1-2
電話番号 022-393-2035
営業時間 平日8:00~17:00 土・日・祭日7:00~17:00 ※冬期間は変更になる為、電話で確認必要
定休日 なし
平均予算 約200円
クレジットカード
利用の可否
利用不可
最寄駅 仙台駅
行き方について <仙台駅からバスでのアクセス> 仙台駅前(西口)バスターミナル10番より定義行きへ乗車。定義にて下車。乗車時間約75分。 <車でのアクセス> 東北自動車道を仙台宮城ICで降り、山形・作並方面へ進みます。国道48号線を12kmほど進み、熊ヶ根交差点を右折し県道263号線へ入ります。3kmほど進み県道55号線を左へ、7kmほど進み赤い橋を渡ると右手に定義交流センターの入口があるので右折。すぐに無料駐車駐車場があります。
駐車場の有無 有り
駐車場に関するコメント お店の裏手の公共駐車場利用可能

定義山へのアクセス

車でのアクセス

車で来る場合は、最寄りのICは仙台宮城IC。そこから約35分で定義山の入り口にある定義交流センターに到着です。交流センター付近や西方寺の本堂前などに、公共の無料駐車場が多くありますので、車でお越しの場合はそちらを利用してみてください。

バスでのアクセス

公共の交通機関で行く場合は、仙台市営バスをご利用ください。

仙台駅前(西口)バスターミナル10番より「定義」行きへ乗車して、終点の「定義」まで乗車時間は約75分。料金は片道1140円。

定義バス停は、定義交流センターの目の前になります。

仙台駅~定義 時刻表

※仙台市営バスの最新情報はこちらよりご確認ください

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は定義さんの西方寺と、名物三角あぶらあげの定義とうふ店をご紹介いたしました。

西方寺は、明治時代に建てられた山門や旧本堂がとても趣があります。そこへと続く参道の両側には、今回ご紹介していないお土産屋さんなどが建ち並び活気があるので、そちらもぜひのぞいてみてください。そして参拝の後には、名物の三角あぶらあげをお忘れなく!

名称 定義如来 西方寺
住所 宮城県仙台市青葉区大倉字上下1
電話番号 022-393-2011
営業時間 参拝時間7:00~16:30
定休日 なし
平均予算 -
クレジットカード
利用の可否
-
最寄駅 仙台駅
行き方について <仙台駅からバスでのアクセス> 仙台駅前(西口)バスターミナル10番より定義行きへ乗車。終点 定義にて下車。乗車時間約75分。 <車でのアクセス> 東北自動車道を仙台宮城ICで降り、山形・作並方面へ進みます。国道48号線を12kmほど進み、熊ヶ根交差点を右折し県道263号線へ入ります。3kmほど進み県道55号線を左へ、7kmほど進み赤い橋を渡ると右手に定義交流センターの入口があるので右折。300mほど進むと左手に無料駐車場があります。
駐車場の有無 有り
駐車場に関するコメント 公共駐車場利用可能