おでかけ

2018.4.13

【仙台東照宮】徳川家康公を祀る国指定重要文化財で歴史を感じよう!

仙台駅から約2km、宮町の商店街を抜けた先にある仙台東照宮。仙台城(現・青葉城址)から見て鬼門にあたる北東の位置にあり350年以上前から、仙台を見守り続けてきました。東照宮といえば日光の東照宮が有名ですが、徳川家康公を祀る神社を東照宮と呼び、全国各地にあります。

今回は、実際に東照宮に仕える禰宜(ネギ)さんに東照宮を案内していただきましたのでご紹介します。普段は入れない場所なども見てきましたので、ぜひご覧ください。

仙台 東照宮について

仙台東照宮は、仙台藩二代藩主・伊達忠宗公により、1654年(承応3年)に創建されました。

初代藩主・伊達正宗公の没後、仙台藩は災害が続いたことで重大な財政危機に陥りましたが、徳川幕府の多大な援助により危機を脱したことから、徳川家に対する感謝のしるしとして当時の将軍・徳川家光公に東照宮創建を願い出て実現したそうです。

この時に神社を維持、管理するための御宮町の制定などを行い、現在の宮町商店街付近の街づくりの礎となっています。今も東照宮からはその眼下に宮町の商店街を望むことができます。

東照宮から宮町商店街

宮城県内最古の石鳥居

東照宮 石鳥居

境内の参道入り口に立つ石鳥居は国の重要文化財に指定されており、忠宗公の妻・振姫(フリヒメ)の郷里である岡山県の犬島から運ばれた花崗岩で造られました。

江戸時代の地震の際に倒壊し、左上の笠石の部分を仙台の石で補修したため、石柱等と比べて黒ずんでいます。犬島の花崗岩が雨風に対して強いことを物語っていますね。

その奥に見える赤い橋は、「御神橋(ゴシンキョウ)」といわれる創建時にあった橋を再現したものです。

御神橋

周りには樹齢100年ほどの桜が植えられていて、満開の時期はとてもきれいな桜を見ることができるのですが、取材に伺った日はまだ少し早く、ちょっと残念でした。

随身門(ズイジンモン)

東照宮 石灯篭

御神橋を渡り石段を進むと、両脇に見える石灯籠は28基。その多くは伊達家の一門によって奉納されたものです。

奥に見えるのが随身門です。

東照宮 随身門

随身門とは、お寺でいうところの「仁王門」にあたる門で、左右には随身像が配置されています。とても大きな門で、先に紹介した宮町の商店街からもその姿を見ることができます。美しい装飾がされていたそうですが、その装飾は外されてしまい現在の姿となっています。

こちらも国指定の重要文化財に登録されています。

拝殿

東照宮 拝殿

随身門をくぐり、石段を上ると見える拝殿です。拝殿の左側には手水舎があります。

東照宮 手水舎

こちらでお浄めしてからお参りしてください。この手水舎に使われている石も、鳥居と同じ花崗岩です。

拝殿は、昭和10年に焼失してしまったため、現在の拝殿は昭和39年に再建されたものです。

唐門・本殿

東照宮 唐門

拝殿の奥にある唐門(カラモン)。神の領域と人の領域を分けている門です。この唐門も国指定の重要文化財に指定されています。

普段は防犯上の理由ですぐ近くまで来ることはできないのですが、今回は特別に案内していただきました。

唐門

唐門の扉には、上から鳳凰、麒麟、唐獅子の彫刻がされているほか、当時の最先端の技術「七宝金具」の装飾がされています。これは東照宮では日光東照宮と仙台東照宮でしか使われていない装飾です。

この唐門の先に本殿があるのですが、ここから先は神の領域となりますので、先に進むことはできません。

東照宮 本殿
http://s-toshogu.jp/

唐門の奥にある「本殿」。御神体をお祀りする最も重要な建造物です。

ケヤキの木目を活かした透漆(スキウルシ)塗りで、内部、外部共に塗装を施してあります。大小さまざまな彫刻と七宝金具による装飾が施されており、当時の工芸技術の粋を結集した建物となっています。

ぜひ一度、この目で見てみたいですね。

東照宮神輿

東照宮神輿

随身門の右側にある神輿堂に収められた「東照宮神輿」は、東北一の大きさと言われています。当時の祭の際には、仙台の城下町を一周していました。

こちらの神輿はお正月や春祭の期間に公開しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は「仙台東照宮」をご紹介いたしました。

家康公をはじめ、徳川家と伊達家には深いつながりがあり、そのためか日光と仙台でしか使われていない技術などがあります。本殿には入れませんが、中の様子は仙台東照宮内にあるパンフレットなどでご覧いただくことができます。

ぜひ一度、仙台東照宮へ足を運んでみてください。

           
名称 仙台東照宮
住所 宮城県仙台市青葉区東照宮一丁目6番1号
電話番号 022-234-3247
営業時間 御守・御朱印・駐車場利用時間 8:00~17:00  ご祈祷受付時間 9:00~16:30 ※社殿は17:00で閉門いたしますが、参拝は終日可能
定休日 -
平均予算 -
クレジットカード -
最寄駅 JR仙山線 東照宮駅
アクセス 東照宮駅から東照宮2丁目公園を抜け、宮町商店街の通りへ出たら右に進みます。すぐに東照宮が見えますので、道路を渡り参道へ進むと到着です
駐車場の有無 有り
駐車場に関するコメント 無料駐車場100台 大型バス駐車可能(要予約) 足の不自由な方や小さなお子さま連れの方は、坂道を上がると拝殿裏にある”思いやり駐車場”をご利用頂くことができます。